2011年9月11日日曜日

悲しいほど・・・


暑かった昨日。
土曜の午後の奈良は日差しも厳しくて、
9月とは思えないほどの暑さでした。
近鉄奈良駅から道の拡幅工事中の三条通りを歩くと、
なんと西日が直射でギラギラ・・・






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そんな道から路地を入る。
普通だときっと入らない路地です。
さてどこに目的のギャラリーがあるのか。
いい感じで更に路地奥へ誘うように案内が出ています。
この場所は展覧会への期待感を上昇させてくれますね。

6月に「家の形」の小作品を見たとき、
何故この形なのか聞いても教えてもらえませんでした。
でも、ギャラリーに入った瞬間にその疑問がすっかり解消。
大胆にも壁面に直描きです。

今回の展覧会はこの壁面へ描き始めるところから、
最終日のクロージングパフォーマンスで絵を消すところまでを、
繋がったひとつの作品として表現しているそうです。
17日~19日に開催されるNARA映像コテンパンダン展に、
その様子の映像は作品としても参加するようです。


彼の大きな作品はいいですね。
壁面いっぱいに描かれていても圧迫感がありません。
それにもかかわらずずっと作品に凝視されているような、
そんな不思議な感覚を覚えました。
やはり壁紙の類いではなく中島麦の作品だということでしょう。
この作品は10月10日には消えてしまいます。
もったいない気もしますが、
その潔さと儚さが残すものは、
「モノとしての作品」では得ることができない何かを、
いつの日か思い出させてくれるのでしょう。

彼は今年の夏、東北を歩いてきました。
そこで彼が体験し、感じた色々な記憶が、
新しい作品となって現れるのが楽しみです。


展覧会情報はこちらへ。

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