2012年1月18日水曜日

忘れない

もう17年経つのですね。
1995年の1月17日は西心斎橋のギャラリーで開催していた個展の最終日でした。
地震で目が覚め、ニュースを見ると相当に大きい地震だとわかったので、
すぐに自宅からギャラリーへ向かいました。
当然阪神高速は通行止めでまだ比較的交通量の少ない道を、
ビルのガラスが割れていたりする光景を見ながら運転したのを思い出します。
展示には被害はなく会場も当日は閉館処置だったので、
ダラダラと搬出作業をして午後には近くに住んでいる友人宅に立ち寄りました。
そこで見たテレビの映像の衝撃は忘れられません。
数時間言葉もなく呆然と見ていました。

数日後、個展で作品を買ってくれた人に発送の連絡をしたとき、
その人が震災で亡くなっていたことを知らされました。
高校三年で大学も決まり、初めての関西旅行で偶然訪れたギャラリー。
そして初めて買った一枚の絵。
偶然か必然かという言葉の遊びでは片付けられない出来事。
作品を買ったときに嬉しそうに笑っていたことを今でも覚えています。

僕が関係する展覧会の会場にフルタイムで常駐しよう決めている理由の一つは、
間違いなくこの経験があるからです。

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