2012年6月16日土曜日

メディアは亡国の旗印


 随分以前から言われ続けていることであるが現状はもう回復することはなさそうである。このまま本当の亡国へ向かっていくのか。ジャーナリストを志したときには、高い理想と信念を持っていても、いつしかメディアという見えない負の力に負けてしまう。誰でもきっとそうなのだろう。確かに世の中は多様化して幾つもの価値観が存在している。視点と方向が違えば当然見解も異なる。どれが真実でどれが正義なのか判断がつかないことも多い。しかしその難しい判断をすることがメディアの仕事ではないだろうか。真実を伝え正義を貫き、国民の知る権利に応えるために報道の自由は存在する。

 亡国の原因の一つにはこの報道の自由という権利には、命をかけた責任も存在するということを忘れてしまっていることが挙げられる。安易な取材や馴れ合いの質疑応答、販売部数のみを競う軽薄な営利主義、取材対象やその関係者への心ない行動。それらはどれ一つとして報道の自由を標榜するには値しない。

 重ねて言うが、報道の自由という権利には同時に重大な責任もある。もちろんそこには人を不幸にする権利など全く存在しない。この難しいバランスが保てないのならペンを捨てていただきたい。

0 件のコメント: