2012年6月18日月曜日

この現状、これでいいのか?


 仕事柄毎日誰か(どこか)から展覧会やイベントの案内状が届く。この数年は郵送物ではなくメールが増えていて、更にこの一年くらいは急激にFacebookやTwitterといったSNS発信の案内が増えている。ネット経由の案内だけの人と、それに合わせて印刷物を郵送する人もいる。私の場合は基本的に印刷物を郵送する。もちろんネット経由の情報発信も行う。このところ感じていることだが、確かにネット経由の情報発信は経費もかからずリアルタイムで非常に都合がいい。特に専用のサイトやブログのアドレスなど、直接リンクして見てもらえる。しかし、これが本当は大きな陥穽ではないかと感じ始めてもいる。

 メジャーな商業ベースの内容であればネット経由でもかなり有効な宣伝効果が期待できる。しかし市井の一隅で行われる無名の作家の展覧会においては、その効果は期待できない。結局はどれだけの『繋がり』を持っているかによって情報の持つ意味の重要性が左右されているはずだ。

 SNSなどのネット上の繋がりは基本的には希薄であり印刷物を作って送るというような丁寧さを伝えることは現状では難しい。展覧会は案内状から始まっているということを忘れてはいけない。

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