2012年12月31日月曜日

今日と明日


歳を重ねる毎に時が経つのを早く感じる。
比率からすれば当然のことなどと
知ったかぶりをするのはやめておく。

暮れていく夕焼けに浮かぶ
もの悲しくもある
公園の古ぼけた裸電球の街灯、

悲喜こもごもの思いを映し出す
街の灯り、

風に乗って聞こえてくる喧噪。

明けない夜はないというが、
この夜は本当に明けるのだろうかと、
不安な心を抱えて布団にくるまる
寒い夜更け。

年寄りになると早く目が覚めるのは、
確かに夜明けが来たことと、
その夜明けを確実に自分の命の印として
確信したいからなのか。

悠久の時の中で
自分がどれほど短いのかは
考えるまでもなくわかっている。
日々の出来事がいかに些細なことかは
十分に理解している。

ただ、
それでも
今の積み重ねがなければ
悠久の時は刻めない。

この一年を
しっかりと生きてきたのか。

胸を張ってそう言えるのかは
はなはだ疑問ではあるが、
わずかでも世の中に役立つこと、

否、

ほんのわずか
笑顔を作り出せたとは思う。

やがて訪れる次の一年の終わりには
もう少しだけ自信を持って
この言葉が言えるように
静かに心の中で誓ってみよう。

今年もありがとう、
そして素敵な一年になりますように。

2012年12月31日(月)